『父が溶かした退職金』(上・下)

「父を間近で見ていた実体験」×「自身の長期投資経験」×「FPとしての専門知識」×「相談対応の実体験」のすべてを注ぎ込んだ2部作。
本書に込めた想い
私のFPとしての原点は、大切な退職金を高コストな金融商品に費やしてしまった亡き父への想いと、当時の私自身の強い後悔にあります。お金の知識がないことで不利益を被る人を一人でも減らしたい――その一心で執筆したのが、この「渾身の2部作」です。
商品の販売・仲介を一切行わない、常にお客様の立場に立つFPだからこそ、一切の忖度なしに「売り手の都合を排除した資産形成の真実」を網羅しました。
上巻では、日々の値動きに一喜一憂せず、心穏やかに資産を育てる『資産運用』の本質を理解し、下巻では、資産運用・年金・保険・公的保障制度を融合し、『あなただけのマネープラン』を具現化します。
その結果、あなたは、お金に振り回される日々を終わりにし、心穏やかな人生を送ることができます。豊かな未来を自ら選び取るための道標として、ぜひお手元に置いてください。
本書の内容
父が溶かした退職金(上) 感情に振り回されない「マインドフリー投資」

担当者に勧められるまま、父は退職金の多くを失った。あなたには、同じ後悔をしてほしくない。金融機関と距離を置き、日々の値動きから解放されれば、投資はずっとシンプルになる。金融商品を売らないFPが、あなたに本音で伝える資産形成のための一冊。
内容
「老後のために少しでも増やしたい」——そんな父の思いにつけ込むように、金融機関の担当者は次々と金融商品を勧めてきた。退職金の多くが消えた。
これは、特別な話ではない。金融機関の窓口で投資デビューし、退職金運用に失敗する人は後を絶たない。変額年金、外貨建て保険、ファンドラップ——知識がなければ、誰でも同じ罠にはまる。
なぜ、こうした失敗が繰り返されるのか。その根本には「利益相反」という構造的な問題がある。金融機関は顧客のためではなく、自らの利益のために商品を勧める。この構造から完全に逃げることはできない。しかし、知識があれば、自分を守ることができる。
本書が提唱するのは、低コストで長期に積み立てる仕組みを一度整えれば、あとは忘れていいという「マインドフリー投資」だ。具体的には、5つのステップで購入すべき投資信託を選び切る方法、金融機関の選び方、値動きのある商品と元本保証の商品の最適な割合(リスク許容度)の考え方を丁寧に解説する。
その実践を支えるのが、「損益チェック・デトックス」という生活習慣だ。日々の値動きから意識的に距離を置くことで、投資に振り回されず、人生をもっと自由に楽しめるようになる。
金融機関に振り回されず、かといって任せきりにもしない。自分で判断できる知識を手に入れたとき、心穏やかな資産形成の日々——「マインドフリー投資」が始まる。投資のことを考えるのは、1年にたった1日。残りの364日は忘れて、あなたは人生を楽しんでほしい。
目次
- なぜ父の悲劇は起きたのか
- 父に教えたかった「たった2つの商品」
- 父が知らなかった「リスク許容度」
- あのとき父に勧めたかった『マインドフリー投資』
電子書籍(Kindle版)・紙の書籍(ペーパーバック版)両対応
父が溶かした退職金(下) 「お金の真実」を学び、心穏やかに生きる知恵

投資も保険も公的保障も、全てはライフプランニングで繋がっている。その知識がなかった父は、お金の不安を抱えたまま生きた。あなたには、同じ思いをしてほしくない。金融商品を売らないFPが、あなたに本音で伝える人生設計のための一冊。
内容
老後不安の正体は何か。それは、自分の資産が何歳まで持つかわからないことだ。資産寿命を知るためにはライフプランニングが欠かせない。そして、ライフプランを立てるためには、投資も保険も公的保障も、全てが絡んでくる——これが、本書の核心だ。
遺族年金、障害年金、高額療養費制度。これらの公的保障の概要を理解するだけで、「何かあったときのために」と不安に駆られて加入してきた保険が、実は必要最低限で十分だったことに気づく。知らないことが不安を生み、不安が判断を曇らせる。その悪循環を断ち切るための知識を、本書はわかりやすく提供する。
さらに本書のポイントは、保険や年金の話にとどまらないことだ。前編で提唱した「マインドフリー投資」も交えながら、トータルのライフプランニングを解説する。
また、様々な年代・家族構成の人たちの事例を「7つの物語」として収録。定年後やセカンドライフを見据えた事例も含め、自分に近い状況を通じて、お金と人生設計への具体的な気づきが得られる構成になっている。
信頼できるお金の相談相手を見つける難しさと大切さにも触れ、「信頼できるアドバイザーの見分け方」チェックリストを収録。金融機関に振り回されない、本当の意味での味方を見つけるための指針も提供する。
余計なものを削ぎ落とし、本当に必要なものだけで心穏やかに生きるための羅針盤がここにある。
目次
- なぜ父は晩年まで不安だったのか
- 父の時代と違う、今こそ必要な年金戦略
- 父に伝えたかった「公的保障という安心」
- もし父が人生を設計し直せたら(7つの家族の物語)
- 父が出会えなかった「人生の相談相手」
電子書籍(Kindle版)・紙の書籍(ペーパーバック版)両対応
